《 八神純子サマーコンサート2000 〜Puesta der sol〜 》

2000/ 7/28−兵庫−やしろ国際学習塾



濱田靖彦さんに報告して頂きました。



7/28の会場周辺の天候は晴れで、夏の日差しが少し弱まった午後4時すぎに八神さんがタクシーにて会場正面玄関に到着されました。その場には自分を含めて10数名のヤガマニア達が「入り待ち」していたのでみんなで八神さんをお出迎えして、八神さんを中心に集合写真を撮らせてもらったりしました。5〜10分ほどそんなやりとりをした後八神さんはリハーサルのために楽屋へと向かわれましたので、開場までの2時間余をかすかにもれ出るリハの音を聞いたりみんなと八神純子談義をして過ごしました。

そして開場時間の18:30となりチケットを入り口でもぎってもらい
ホールへと向かう階段を上がりきると、グラスワインのサービスが行われており自分は白ワインをいただきました。(赤ワインとジュースも用意されてました)ちなみにこの時用意されたワインは地元で生産されている物だそうです。

開演時間の10分前となったので1階C列7番の指定席へ着席し八神さんの登場を心待ちにしていると、予定開演時間より10分ほど過ぎた頃にバンドメンバーの矢島マキさん、松下誠さん、西川光子さんが暗転中のステージに登場されて「あしたの私へ」が始まりました。曲の出だしのア・カペラ部では八神さんの姿は無く、声だけが聞こえてきて伴奏が始まった後にステージ下手側から緑色の衣装をまとった八神さんがスポットライトを浴びながら登場されました。
当初は2〜3曲目を続けて歌う予定だったみたいなのですが、1,2曲目が新曲だったせいか観客の反応がいまいちだったので2曲目を歌い終わった所で『私達の知らない曲ばっかり歌ってる!と思ってる方のためにここにトークを入れました』と八神さんが話すと、客席の一部から拍手と笑い声がわきおこりました。
そして「Little Heaven」と「トパーズ色の想い」についての説明をしてくれました。「Little〜」は食卓で感じる家族団欒のほんわりとした幸せ、例えるなら『サザエさん』みたいな世界を一度歌にしたいとのことで作ったそうです。「トパーズ〜」はアメリカで出来た大親友のジュディーさんと砂漠の中のオアシスの街、パームスプリングスへ女二人旅をした時の思い出を元に作った歌だそうです。その旅では2日間ほとんど寝ないでしゃべりあい、あっというまの時間を過ごして別れ際に「じゃ、また」と言って帰ってきたそうです。(歌詞の中に海の場面が出てくるのは、パームスプリングスがハワイだったら良いのに..との願望からとのことです。)
「TEARDROPS」の3コーラス目のあとに「チュ-ル チュチュ チュ-ル....」ってスキャットがありますけど、これを観客のみんなにマイクを向けて歌わせようとしたのですがいまひとつ声が出ないまま曲が終了してしまいました。しかしそこは八神さんの「ダメ」の一声から歌唱指導が始まりまして客席のみんなと一緒に歌いなおすといった場面もありました。

今回のコンサートの中で個人的に一番印象に残った曲が「スカボロフェア」です。マキさんのキーボード(エレピ)と松下さん、西川さんのコーラスというシンプルなアレンジだったのですが、それがとても荘厳な雰囲気を醸し出していてそこに八神さんの清らかで妖艶なハイトーンヴォイスが響き合い、まるで賛美歌のような心に染み入る「スカボロフェア」でした。

「時を輝かせて」は某化粧品会社のために今年の3月ごろロスで録音した曲で、八神さん曰く「他人の書いた曲にはケチつけたいのだけど、勢いがあってすごく明るいから素直に好きになった」だそうです。たしかに来生姉弟の作品とは思えない明るくて軽快な曲に思えました。(路線としてはLittle Heavenに近い感じの曲調だったと思います)

  1. あしたの私へ

  2. Little Heaven

  3. トパーズ色の想い

  4. 雨の休日

  5. 夜間飛行

  6. TEARDROPS

  7. THIS MASQUERADE

  8. みずいろの雨

  9. Scarborough Fair

  10. GET HERE

  11. 時を輝かせて

  12. ポーラースター

  13. BLUE MOON

  14. 想い出のスクリーン

  15. Puesta der sol

     =アンコール=


  E1. 思い出は美しすぎて

  E2. Mr.ブルー〜私の地球〜

この日の客席はほぼ満席で、客層としては4〜50代の地元のおじさん、おばさんが約7割を占めていたように見えました。曲の合間でのトークの中で、八神さんが何度も「社町」のことを「社市」と言っておられたので、地元のお客さんが「社町なんやけどなあ」とつぶやいているのが僕の耳には聞こえてましたが、当の八神さんはそんな細かいことには気付かず最後まで「社市」と言ってたのも印象深い出来事でした。

今回のコンサートではいつもながらの歌唱力を堪能しつつ『2000年の八神純子』という新たな魅力を味わうことができました。ただ一つだけ心残りなのは、入場時にもらったプログラムには記載されていた「First Love」を歌ってくれなかった事です。時間が足りなかったのか、準備が間に合わなかったのか理由は判りませんがいつかどこかで歌ってくれる時には是非聴きたいものです。






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