1998/12/18−東京−原宿QUESTホール |
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X'masコンサートも早いもので回を重ねて5年目。実は僕にはこのQUESTホールを訪れる楽しみが2つあるんです。
一つは僕らの目を楽しませてくれる表参道のイルミネーション!でも、今年は環境問題で24日と25日のみの点灯となってしまったそうです。混雑と辺りの事情を考えれば納得は出来るのですが・・・ちと残念です。 もう一つは、QUESTホールでのコンサートに付き物のワイン。去年に引き続き今年もカリフォルニアワインの“Fetzer” 。でもちょっと去年とは違う点があるそうです・・・それは2000年ミレ二アムボトル! お買い求めはサントリーまで(宣伝してどーする 笑) |
クリスマスコンサート定番の 「THE
CHRISTMAS SONG」から始まった今年のコンサート。八神さんは胸が大きく開いた黒のワンピース風ドレスでの登場(17日はGジャンにサイケな巻きスカート?というカジュアルな装いでの登場し、最近にない躍動的な雰囲気は今にも踊り出しそうな「ヤガマニア」風だった) 「カシミアのほほえみ」 では昔のように踊り狂って欲しかった・・・と思ったのは僕だけではないはず(爆)ですが、年月が経つと解釈も違うもので、ここではしっとりとした雰囲気。 「愛の炎」 はほんのちょっと前の渋い曲。 「Love
In The Key Of "J"」 では八神さんの曲作りの秘話を。そして『今年になって、一緒にレコーディングしてみない?』とMAKIさんに言われて急遽レコーディングしたポップな新曲(WINNALYコンサートとデジキューブでの販売有) 「BLUE
MOON」「LITTLE HEAVEN」 の2曲を披露した後は、ドラマーの奏でるアフリカンドラムを中心にアンプラグドスタイルでの 「思い出は美しすぎて」「鳳仙花」 を。『アニメのテーマと、子供達の為にメッセージ色の強い歌をという依頼に共感して作りました』という事でアニメのテーマになった 「Ai
no Survivor」 を。同じく宇宙物の? 「Mr.ブルー」 をライブアレンジで。今年発売されたベストアルバム『ターニングリーフ』にも収録されている 「キャプティベーション(ライブではREPRISE)」 の間奏で八神さんは衣装チェンジへ。バンドの演奏はそのまま各メンバーのソロへと続いていくのですが、今回のバンドは全員凄くて、特にドラマーとベーシストの演奏はうねりが凄いファンク色豊かでカッコイイ!拍手喝采でした!!! ヒョウ柄の大胆なイブニングドレスにチェンジした八神さんの胸元には蝶のタトゥ・・・カッコイイ。衣装のテイストがアメリカンになってきましたね。1997年のライブハウスツアー時のドラマー、マイケルホワイト氏のアルバムに今年VOCALISTとして参加したという 「Drunk on Love」 を。往年の名曲 「みずいろの雨」 と、作詞が同じ三浦徳子さんのラテンサウンドな 「Stay Gold」 、GTSに取り上げられた「想い出のスクリーン」のハウスバージョン 「DISTANT MEMORIES」 をノリノリ(死語)で。『2000年には次のページをめくるような気持ちで・・・』とクリスマスの名曲 「ANOTHER PAGE」 を。そして2000年はみんなこんな気持ちで迎えましょうとの気持ち込めて『♪〜来年もあなたにコバルトの星空を 輝き失う事のない心で〜』へと歌詞を変えた 「BROTHER & SISTER」 で本編終了でした。八神さんからのメッセージと前向きな精神はちゃんと受け取りましたよ! バンドメンバー全員でのコーラス 「JINGLE BELL」 でアンコールの幕開け。そして去年に引き続きMAKIさんの美しく奏でるピアノに載せ、満面の笑顔を浮かべながら 「I'll Be Home For Christmas」 を歌いあげての終了。 久しぶりに本物のVOCALを聴いて鳥肌立ちまくりのコンサートでした・・・。 |
=アンコール= E1. JINGLE BELL E2. パープルタウン (12/17のみ) E3. I'll Be Home For Christmas |
今回のコンサートは1999年のアーティスト活動総決算!今の八神純子を象徴するような内容でした。 数年前、『西暦2000年に向けて』と歌った彼女。まさにその時代を迎えるにあたってのアピールや、みなぎる自信、そしてパワーを感じる事が出来ました。これからの活躍を期待すると共に、20世紀最後の6月頃の予定アルバムを心待ちにしたいと思います。 ・・・待たせた分、ファンの期待はデカイですからねぇ!(笑)
『J's CAFE』高田
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